華家+透姫水の合同サークル オフライン情報ブログ
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やっぱり格好いいなあとアルトは素直に思う。
少し距離を置いただけで、こんなにも素直になれる。どうして触れられるほど近くにいる時、そう言ってやれないのか。
菜箸で火の通り具合を確かめているミハエルも、味付けがうまい具合にいったのか得意そうにしているミハエルも、皿に盛りつけようとして若干こぼしたらしく、ヤバイと目を細めたミハエルも、本当に格好いいなあと思っているのに。
いつも一緒にいるのに、いや、いつも一緒にいるからそれが当たり前になって、忘れそうになる。
こんな風に恋人同士になれたのだって、奇跡みたいなものなのに。
好きと言って、好きと言われて、抱きしめられて、抱きしめて、そういえばキスだってたくさんしたし、身体も何度も繋げてきたなあと、アルトはひとりで頬を染める。
喧嘩だってしてきたし、その度に泣きながらごめんって抱きしめたんだっけ、とひとりで笑う。
ミハエル・ブランという男の過去にもっと関わっていたかったなあという寂しい気持ちと、ミハエルが大事な家族と暮らしていたこの部屋に来られて嬉しいという気持ちが混ざって、なんだかひとりではいられないような気分になった。
少し距離を置いただけで、こんなにも素直になれる。どうして触れられるほど近くにいる時、そう言ってやれないのか。
菜箸で火の通り具合を確かめているミハエルも、味付けがうまい具合にいったのか得意そうにしているミハエルも、皿に盛りつけようとして若干こぼしたらしく、ヤバイと目を細めたミハエルも、本当に格好いいなあと思っているのに。
いつも一緒にいるのに、いや、いつも一緒にいるからそれが当たり前になって、忘れそうになる。
こんな風に恋人同士になれたのだって、奇跡みたいなものなのに。
好きと言って、好きと言われて、抱きしめられて、抱きしめて、そういえばキスだってたくさんしたし、身体も何度も繋げてきたなあと、アルトはひとりで頬を染める。
喧嘩だってしてきたし、その度に泣きながらごめんって抱きしめたんだっけ、とひとりで笑う。
ミハエル・ブランという男の過去にもっと関わっていたかったなあという寂しい気持ちと、ミハエルが大事な家族と暮らしていたこの部屋に来られて嬉しいという気持ちが混ざって、なんだかひとりではいられないような気分になった。
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